アロマとハーブのスクール＆ショップ Bernadette ベルナデッタ

青森クロモジ精油

小枝を折ると爽やかな香りがするクロモジ。青森では「トリコシバ」と呼ばれ、山地では普通に見られる潅木です、高級和菓子の楊枝としてよく知られ、漢方では枝を烏樟（うしょう）、根を釣樟（ちょうしょう）といいます。 

クロモジ精油には抗菌、消臭、虫除けなどの他、リラックス効果があることなども明らかになってきました。

クロモジは生育範囲が広くスギ林などの暗い林地でも成育し、採取した株から再生する能力も強い植物です。資源量からも青森を代表する香木のひとつです。

燕雀堂代表は以前より魅せられていたクロモジの香りの研究を2007年より始めました。

精油蒸留時には自然の香りを損なわないよう機械を使用せずに、細断作業をすべて手作業で行うことや、抽出した精油の熟成環境についても細やかな配慮がなされ、安全性に対しては放射能測定（青森県薬剤師会衛生検査センターによる）を行い不検出との結果も得られています。

私たちの身近な植物であるクロモジの爽やかで甘く優雅な香りが、皆様の生活に役立つことを願っています。

七戸ラベンダー精油

数あるラベンダー精油の中でも、芳醇で深みのある香りとして有名な品種「オカムラサキ」。

その「オカムラサキ」が八甲田の吹きおろし「ヤマセ」に耐え、夜霧や朝露の中で凜として佇む風景が見られるのは七戸町の空風～瞬の香り～のラベンダー畑です。

この香りに魅せられ、松本代表が栽培を始めたのは１９９０年代前半とのこと。そして、自分の求める香りを作ろうと、本格的に精油生産に取り組み始めたのが２００７年です。

水田だったこの土地をラベンダーに適した土壌にするために試行錯誤を繰り返し、さらに無農薬と手作り肥料で、この土地独自のたくましいラベンダーを育ててきました。

そして、早朝４時から７時までに摘み取った朝摘みの香りの良いラベンダーを、香りを逃さないようその日のうちに蒸留しています。

この大切に育てられたラベンダーから採れる精油の量はとても少なく、大変貴重なものです。

青森の厳しい気候に耐えながら静かに咲くラベンダーの、力強い優しい穏やかな香りを日々の癒しにお役立てください。